こんにちは
MUPタスクのアウトプットです
今回は動画撮影についてです
インスタストーリーで
細切れに発信したことを
ある程度整理していきたいと思います
では。
動画とは? – デジタル時代の最強コンテンツ
パラパラ漫画と原理は一緒で
写真の集合体です
日常でこんなシーンを見かけませんか?
• 電車内のモニター
• コンビニのコーヒーマシンにも
• YouTubeの広告にももちろん
使われています
日常に動画は溢れている
📈 急成長する動画広告市場
動画広告市場
(サイバーエージェント引用)
2018年 — 1,800億円
2020年 — 2,900億円
未来予測 2024年 — 5,000億円
動画広告市場は右肩上がり
というわけです
💡 動画の圧倒的メリットとは?
動画のメリットとは
何なんでしょうか?
ズバリ!
情報量です
与える影響が変わる3Vの法則と
いうのがあります
- 言語(Verbal)7%
- 聴覚(Vocal)38%
- 視覚(Visual)55%
情報の伝わりやすさからすると
テキスト(文字)より写真
写真より動画
ではないでしょうか。
また、動画でしか伝えられない
メリットとして
感情や雰囲気があげられます
🎬 実例:生ハムECサイトの成功事例
例えば
生ハムを海外から輸入する
ECサイトがありました
写真で販売していましたが
商品の写真をGIFに変えるだけで
売上がアップ!!
感情や雰囲気を伝えられるのは
人間と動画のみ!
ということになります
動画は自分の分身とも言えるのでは
ないでしょうか?
4つの準備すべき機材 – プロ級撮影への道
- カメラ本体
- レンズ
- マイク
- 三脚とスタビライザー
📹 1. カメラ本体の選び方
- ハンディカム
- iPhone
- 一眼レフ
🎥 ハンディカム
ハンディカムは
長時間撮影に向いています
• iPhoneでは容量が足りないけど
ハンディカムは十分間に合います
• 一眼レフは30分までしか撮れないけど
ハンディカムは長時間撮影が可能!
📱 iPhone
YouTubeを撮るには十分
実際にiPhoneで撮影、
編集している人もいます
YouTubeは継続性が重要です
📷 一眼レフ
Vlogを撮りたい人に向いてます
綺麗でボケ感のある映像も撮れるからです
価格は10〜20万円
(例)おすすめ機種
SONY α7Ⅲ
🔍 2. レンズの種類と特徴
- 標準レンズ
- 望遠レンズ
- 単焦点レンズ
- 広角レンズ
- 魚眼レンズ
- マクロレンズ
📍 標準レンズ
日常的なシーンを切り抜きたい
人間の視野に近い自然な描写
🔭 望遠レンズ
• 遠くの物を撮りたい時
• 結婚式の撮影
• バリエーションを効かせたい時
🎯 単焦点レンズ
背景をボカしたい時
(例)おすすめ仕様
50mm F1.4
🌐 広角レンズ
引きの映像を撮るのに良い
YouTubeなら必要ない
GoProは広角が得意!
🐟 魚眼レンズ
独特な世界観を出せる
クリエイティブな表現に最適
🔬 マクロレンズ
被写体に近づける
距離は10〜15cmも可能
寄りのシーンに使用
(例)おすすめの使用レンズ
• 中望遠レンズ 24〜70mm F2.8
• 広角レンズ 12〜24mm F4.0
🎤 3. マイクで音質を劇的改善
- カメラ本体のマイク
- ガンマイク
- ピンマイク
- ICレコーダー
- レコーディングマイク
🎯 YouTubeで使うのであれば
ガンマイク!
カメラのマイクは環境音が入るが
ガンマイクはカメラの方向だけの音を録る
インタビュー動画でもガンマイクが良い!
📎 ピンマイク
比較的安価で良い音が録れる
(例)おすすめ機材
• Rodeのガンマイク
• Rodeのピンマイク
• Audio technicaのピンマイク
• SHUREのレコーディングマイク
(ナレーション業務で使用)
📐 4. 三脚とスタビライザー
• 徹底的にブレを無くすなら三脚
• 手持ちで滑らかな映像を撮るにはスタビライザー
(例)おすすめスタビライザー
Ronin S
💡 YouTubeを始めるには
スマホで問題なし
お金に余裕があれば
装備を揃えるのもアリ
広告映像の案件も取れるかも
4つの撮影モード – 露出をマスターしよう
- Pモード
- Sモード
- Aモード
- Mモード
💡 露出とは何か?
どれだけ光を
カメラに取り入れるか
ということ
露出を決める3項目
- シャッタースピード
- ISO感度
- F値
🔰 Pモード(プログラムオート)
初心者にオススメ
露出を決める3項目を
すべて自動で決めてくれる
⚡ Sモード(シャッター優先)
シャッタースピードを
自分で決める
F値はカメラ側で決める
(合う明るさをカメラが設定)
🎯 Aモード(絞り優先)
絞り優先
F値を自分で設定
シャッタースピードは
カメラ側で設定
🎨 Mモード(マニュアル)
設定は非常に難しいが・・・
描写の幅が広がる
露出を決める3項目
すべてを自分で決める
Mモードを使い続けると
設定値と描写の関係が分かってくる
遊びながら没頭して
いっぱい撮ってみよう
📺 用途別モード選択
YouTubeはPモードで
一回設定を決めれば十分
Vlogで意思を映像表現に
反映させたい場合はMモード
FPSとは? – 滑らかさを決める重要要素
FPS
frame per second
1秒間に写真が何枚あるかを示す値
30fpsだと1秒間に
30枚写真があるイメージ
FPSの理解が深まると・・・
編集効率が上がる
💾 容量への影響
FPSは容量をどれだけ食うかに影響する
- 枚数が多ければ多いほど容量を圧迫
- 枚数が少ければ少ないほど容量を圧迫しない
活用シーンを踏まえて
FPSを設定しよう
🎬 FPSの数値の違い
映像の滑らかさが変わってくる
(例)
カクカク – 15fps
ヌルヌル – 60fps
🎭 24fps
主に映画で使用
残像感のある意味合いのある雰囲気に
📺 30fps
主にテレビに使用
最も見慣れている映像に
🎮 60fps
最新ゲームやスポーツなどの
動きの速い映像に使用
基本的に24fpsか30fpsを設定
🐌 スローモーション撮影時の設定
高FPSで撮影する場合はどんな時?
60fpsで撮影する時は
スローモーションを作成したい時
⚙️ オススメ設定FPS
編集で映像素材を
スローモーションにする場合は
60fps
スローモーションにしない場合は
24fps、30fpsで容量圧迫を避ける
基本24fps、30fpsで書き出す
適正露出を決めるためには – 3つの要素を理解
- シャッタースピード
- ISO感度
- F値
⚡ シャッタースピードとは?
(カメラ内の)センサーに光を当てる時間
シャッターが開いている時間
シャッタースピードを変えると
明るさとブレ具合が変わる
被写体の映りが変わる
🌟 長時間露光の活用
シャッタースピードが遅い場合
花火や星空を撮ることが出来る
※光を多く取り込むため
※30秒や15秒のシャッタースピード
光を多く取り込む際の注意点
ブレないように三脚を使う!
(例)
鳥の飛ぶ様子を鮮明に映すには
シャッタースピードは1/6400
(※イメージ)
☀️ 日中撮影での設定
日中の撮影では
日中は光量が多いので
シャッタースピードは少し早めるくらいで良い
手持ちの
シャッタースピード
1/50や1/100が限界
⚡ 地域による設定の違い
関東と関西で使い分ける
- 関西は電気の周波数が60Hz
- 関東は電気の周波数が50Hz
実は電気は1秒間に50〜60回点滅している
カメラに点滅が写ってしまうので設定値を使い分ける
電気の点滅を写さないために
関東では50の倍数で
シャッタースピードを設定
関西では60の倍数で
シャッタースピードを設定
📹 動画撮影時の注意点
動画のシャッタースピード
基本1/50秒にはしない
関東は50の倍数
関西は60の倍数
🔆 ISO感度とは何か?
光を受け取る能力
シャッタースピードは
光を受け取る時間
ISO感度はその受け取った光を
どれだけ増幅させるか、ということ
設定値は50〜51200まであり
数値が上がれば上がるほど
光を増幅させることになる
⚠️ ISO感度を変えるとどうなるのか?
- ノイズが発生する
- 明るくなる(設定値を上げると)
ISO感度はいつ使う?
光量が少ない時
(暗いとき)
朝方/夕方/室内
明るくするための最終手段
🔍 F値(絞り値)とは?
光が通る穴の大きさ
✨ F値の違いで何が変わる?
- 明るさ(取り込む光の量)
- ボケ感(被写界深度)
🎯 F値とボケ感の関係
f/2.8
【被写界深度が浅い状態】
ピントの合う範囲が狭い
ピント範囲外はボケる
※ピントの手前や奥はボケるイメージ
f/8
※f/2.8に比べてピントが
やや広がるイメージ
f/22
【被写界深度が深い状態】
ピントの合う範囲が広い
すべてにピントが合う
🎬 F値活用のメリット
F値がボケ感をコントロールするので
ボケ感をコントロールすることで
映像をグッと目立たせる
レンズのF値を変えるだけで
雰囲気もグッと変わる
映画などでも
目線誘導をF値(ピント調整)
でしている
ボケ感をいかに自分自身で
コントロールするかが重要
🛒 レンズ選びで失敗しないために
カメラ本体を買う
別で単焦点レンズを買う
映像の質・印象が変わる
レンズを変えることによるメリット
自分のスキルが上がった気に
F値を理解すればスキルアップにつながる
YouTubeを撮る人は標準レンズでもOK
Vlogを撮る人は単焦点レンズが必須
6つのフレーミング – 構図で決まる映像の印象
【動画撮影の構図】
- ロングショット
- フルフィギュア
- ニーショット
- ウェストショット
- バストショット
- クローズアップ
違いは寄りと引きの構図
🌍 1. ロングショット
引きの映像
人物より背景が大部分を占めている
場所の雰囲気、登場人物がどこにいるのか?
を表現するときに使える映像のフレーミング
(一眼レフを使用する場合)
広角レンズが有効的
👤 2. フルフィギュア
ロングショットとほぼ一緒だけど
ロングショットより少し寄る状態
人物のつま先から
頭まで全身を写す
人物とその場所を伝えることが出来る
🦵 3. ニーショット
人物の膝から上
引きよりも人物の表情や動きがより伝わる
👕 4. ウェストショット
お腹付近から上
ニーショットよりも人に寄っている
より表情や動きが伝わりやすい
📺 5. バストショット
胸部から上の構図
人物により注視させるときに使う
YouTubeでよく使われる
Vlogであれば何か動作している様子
😊 6. クローズアップ
さらに人物に寄った構図
ほぼ顔!
目線や表情がより伝わる
映像の雰囲気を描写出来る
🎨 フレーミングの活用法
6つのフレーミングに
囚われずに撮影することも大事!
ただ、寄り・引きの意識が出来ると
映像のバリエーションが広がる!
映像撮影で大事なこと
映像制作をスタートする段階で
寄り引きの映像を意識する
引きの映像を撮影するためには?
• ドローン
• 広角レンズ
寄りの映像を撮影するためには?
• 単焦点レンズ
• マクロレンズ
機材について – 実践的な選び方
実際に使用している機材
• ドローン
• ミラーレス一眼 α7Ⅲ
• 24-70mm/F2.8
• 12-24mm/F4
使用頻度の少ない機材に関しては
必要なときにレンタルでもOK
レンズ購入の際は寄り引きを意識
映像を撮る時は寄り引きを意識しよう!
5つのカメラワーク – 動きで表現力アップ
カメラワークの意味合い
重要な寄りと引きの意識に
加えて大事なカメラワーク
5つのカメラワーク
スタビライザーを使うことを前提にしたもの
要は手ブレのないようにするため
- 追っかけ
- 引っ張り
- 並走
- 回転
- 通過
🏃 1. 追っかけ
被写体を後ろから追いかける
⬅️ 2. 引っ張り
被写体を正面から撮って一緒に下がる
↔️ 3. 並走
被写体の横に立ち一緒に動く
🔄 4. 回転
被写体を中心に回転する
🚶 5. 通過
被写体の横を通過していく
カメラワークの意味合い – 感情を操る技術
どういう意味合いを持たせたいか?
目的別に
- 集中
- 開放
- 時間の経過
🎯 1. 集中
被写体に寄り、注視させる
『何か起こるんじゃないか?』
下に下がっていく
始まる物語に注視させる
🌅 2. 開放
引いていく
上に上がっていく
安心感や開放感
終わりに使われる
⏰ 3. 時間の経過
横移動
人物が歩きながら別のシーンへ
切り替わる
時間の経過を表す
🎬 プロとしての視点
映像に対しての意味合いを理解しよう
そのシーンに対しての意味合いが正しいのか?
自己分析・自己評価
意味合いを説明できると
クライアントへの説得力が増す!
コンセプトシート – 成功する動画制作の設計図
『その動画にはどんな意味合いがあるのか?』が大事!
📋 コンセプトシートとは
(例)
・Vlog
どういう意味があるのか?
どのようにメッセージを表現するのか?
・店舗でこんなブランディングしたい
こんな表現したい
こんなメッセージを伝えたい
それらをどう落とし込むのか?
🎯 コンセプトシートの3つの目的
コンセプトシートには
3つの目的と意識することがある
- 役割
- 企画における議論の質を高める
- 制作物の費用対効果の最大化を図る
👥 1. 役割
発注者と制作サイド
目線を合わせないと
認識のズレが生まれる!
💬 2. 企画における議論の質を高める
何を求めているのかを
制作サイドからも提案するシーンもある
思いつきでやり取りをやってはいけない
制作の軸をブレさせない
収集がつかない状態にならなないためにも
コンセプトシートを使う
軸をブレさせずに話をしていきましょう!
💰 3. 制作物の費用対効果の最大化を図る
費用対効果を理解する
すべて逆算して考える
議論、制作物の質を高めて
認識のズレを無くす
💡 コンセプト
この動画で伝えたいことは何か?
1つの軸を中心のクライアントの
『したいこと』を洗い出す
🏞️ 実例:あきる野市のPR動画
(例)
あきる野市のPR動画の話
観光資源である
• 森と水
• それらが育む食
観光資源の魅力をPR
『森』『水』『食』の3つを軸に展開
🎯 ターゲット
誰に見て欲しいか?
届けたい人によって
掲載場所も変わる
(例)
Twitter?
Instagram?
Facebook?
📺 掲載場所の一例
- サイネージ
- 店舗の掲示板
- ホームページやSNS
- イベントで流れる映像
目的に応じて場所選定をする!
🎬 視聴者のアクション設計
視聴者にどんなアクションを起こしたいのか?
🥖 実例:パン屋さんの紹介動画の場合
(例)インスタにて
- 動画をシェアして欲しいのか?
- 来店して欲しいのか?
オンラインとオフラインで
視聴者にどういう動きを
してもらいたいのかを決める必要がある
決めることによって
提案がしやすくなる
何を求めているかで企画しやすくなる
まとめ – 動画制作を成功に導く要素
✨ アクションを起こすための訴求点
視聴者が感じる魅力とは何か?
🎨 描写方法
- 実写
- アニメーション
- モーショングラフィックス
❤️ 感情トリガーマップ
動画の雰囲気
どういう感情を表現したのか?
動画の質を高めるために
様々なシーンでコンセプトシート
を活用していこう!
下準備をきちんとすることで
意味合いを深めることに繋がる!
最後に…
動画撮影は機材だけでなく、コンセプトと技術の両方が重要です。
この記事で学んだ知識を実践で活かし、あなただけの映像表現を見つけてください。
撮影技術の向上とともに、伝えたいメッセージがより鮮明に伝わりますように。
今日も一歩ずつ、成長していきましょう🎬
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